かおりからの手紙

终于把《四月是你的谎言》给补完了。 最后一话实在太赞,无论画风还是故事。
手打了かおり的信,信中终于说出了四月的那个谎言。
又一个春天马上就要到了,和你相遇的那个春天,再也没有你的春天。

2015-05-10 15.31.28

2015-05-10 15.31.25

2015-05-10 15.31.23


拝啓
有馬公生様
さっきまで一緒にいた人に手紙を書くのは、変な感じです。
君はひどい奴です。クズ、のろま、あんぽんたん。
君を初めて見たのは、5つの時。
当時通ってたピアノ教室の発表会でした。
ぎこちなく登場したその子は、椅子にお尻をぶつけて笑いを誘い、
大きすぎるピアノに向かい、一音を奏でたとたん、私の憧れになりました。
音は24色パレットのようにカラフルで、メロディは踊り出す。
隣の子が泣き出したのはびっくりしました。
それなのに、君はピアノを辞めるんだもの、
人の人生を左右しといて、ひどい奴です。
サイテー、のろま、アンポンタン。
同じ中学だと知った時は、舞い上がりました。
どうやれば声かけられるのかな?
購買部にサンドイッチ買いに通おうかな?
でも結局、眺めてるだけでした。
だって、みんな仲間すぎるんだもの。
私の入りスペースは、ないんだもの。
子供の頃に手術をして、定期的に通院して、
中一の時に倒れたのをきっかけに、入退院の繰り返し。
病院で過ごす時間が長くなりました。
ほとんど学校に行けなかったな。
あまり自分の身体が良くないのは分かってました。
ある夜、病院の待合室で、
お父さんとお母さんが泣いているのを見て、
私は長くないのだと知りました。
その時です。私は、走り出したのです。
後悔を天国に持ち込まないため、好き勝手やったりしました。
怖かったコンタクトレンズ、
体重を気にしてできなかったケーキホール食い、
偉そうに指図する譜面も私らしく弾いてあげた。
そして、一つだけ嘘をつきました。
宮園かおりが、渡亮太君を好き、という嘘をつきました。
その嘘は、私の前に、有馬公生君、君を連れてきてくれました。
渡君に謝っておいて、まあでも、渡君ならすぐ私のことなんか忘れちゃうかな。
友達としては面白いけど、やっばり私は一途な人がいいな 。
あと、椿やんにも謝っといてください。
私は通り過ぎていなくなる人間、変な禍根を残したくなかったので、
椿ちゃんにはお願いできませんでした。
というか、有馬君を紹介してなんてストレートに頼んでも、
椿ちゃんはいい返事をくれなかったと思うな。
だって椿ちゃんは、君のこと大好きだったから。
みんなとっくに知ってるんだから。
知らなかったのは君と、椿ちゃんだけ。
私の姑息な嘘が連れてきた君は、想像と違ってました。
思ってたより暗くて卑屈て、
意固地でしつこくて盗撮魔、
思ってたより声が低くて、
思ってたより男らしい、
思ってた通り、優しい人でした。
渡御橋から飛び込んだ川は冷たくて気持ちよかったね。
音楽室をのぞくまんまるの月は、
お饅頭みたいで美味しそうだった。
競争した電車には本気で勝てると思った。
輝く星の下で、二人で歌ったキラキラ星、楽しかったね。
夜の学校って、絶対何かあるよね。
雪って、桜の花びらに似てるよね。
演奏家なのに舞台の外のことで心がいっぱいなのは、なんかおかしいね。
忘れられない風景がこんな些細なことなんて、おかしいよね。
君はどうですか?
私は誰かの心に住めたかな。
私は君の心に住めたかな。
ちょっとでも、私のこと思い出してくれるかな。
リセットなんかいやだよ。
忘れないでね。
約束したからね。
やっばり、君でよかった。
届くかな、届くといいな。
有馬公生君、君が好きです。好きです。好きです。
カヌレ全部食べれなくてごめんね。
たくさんたたいてごめんね。
わがままばかりでごめんね。
いっぱいいっぱいごめんね。 ありがとう!

PS、私の宝物を同封いたします。
いらなかったら破って捨ててください。

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